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日本の哀れな母親達






日本に帰ってから思い続ける事。
それは日本の母親へのあまりに高い期待。
なんかそこまで期待するか?って位母親はこうして当然、みたいなのが多い。
私はことに旦那がアメリカ人(外人なら誰でも思われるんだろうけど、白人に対して特に日本人は高いイメージを持ちすぎ。)なので何でもやってくれて優しい、レディーファーストだ、果ては
私は子育ても手抜きで8割旦那がやってる、位まで言われる。
まずはその「何でもやってくれて」の「何でも」は父親なら出来て当たり前の事である。
オムツを替えに行く、子供にご飯を食べさせる、または食べるのを手伝ってあげる。
これを外食、家食関係なくするのが父親である。特に子供が二人しかもまだ小さいのでどっちかに一人ついてあげないとご飯もままならない。それを日本の人は全て母親がすべき事と思ってる。らしい。
オムツを替えるのが母親、というのも公衆トイレに行けば如実にわかる。
新しいデパートなんかはその辺少しは変わってきているけど、とりわけ人の頭の中を変えるのは案外難しいものである。
レディーファースト、というやつはもう死語だと思っていた。アメリカでは。
日本では残念ながらそういうのは未だ無いらしい。
うちの日本の父親なんて率直に言ってクズ以下の男である。父親としても、男としても私が知る限りで最低の人間。
そんでもその世代のオヤジ達は今の日本を動かしてる世代なのでやっぱ社会は意識が遅れているのも当然か。
今のこの時世に、母親像を戦後の日本の母みたいなのを基盤にしてたら偶像崇拝と同じ。
その母親像を現実化して、半分死にかけている状態でやっと「立派な母親」と認められるのが日本の現状である。
アメリカに住んでいた時は、ベビーシッターがいて当たり前のママ友ばかりで
皆上手く仕事したり、自分の時間を確保して息抜きしていた。
それを日本でやったら叩かれるんだろうが、はっきり言うとアメリカのママの方が生き生きとして輝いて見えた。
日本のママはそれこそ化粧はちゃんとしてるし小綺麗にしてるけど、
表情は何かもう切羽詰まってて可哀相なママが多い。特に休日とかに外に出てる小さい子供が二人以上いるママは皆そう見える。周りが子供に優しく無いからだろう。
子供は走り回るものだし、泣くのも仕事なのに、それを無理に止めさせないと周りに迷惑だから、ってのがめっちゃある。
アメリカは走ってる子供に笑顔を見せる人が多い。むしろこけたりしないかちゃんと見てくれてたりする。
泣いてる子供がいても、母親に大丈夫だよ、と言ってくれる人もいる。
その心の余裕は今の日本人にはあまり無いのかも知れない。
もっとさ、皆ママに優しくしてあげた方が良いよ。
子供の世話をしてるのはママなんだから。めっちゃ思う。
母親が幸せじゃ無い子供は大概幸せじゃ無い。
最低賃金以下の子育てをしてるママ、ましてや働いてるのにご飯まで作ったり家事をこなしてるワーキングマザーにはもっとクレジットしてあげるべきだと思いました。
日本、情けないよ。

by osakagalinnyc | 2019-07-30 21:45 | 二人育児

アメリカ在住12年目、結婚4年目の時不妊治療開始後即行男性不妊が分かった為、顕微授精が決定→一発目で妊娠。第二子を自然妊娠し、日本で出産。現在家族で期間限定日本で暮らしています。


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